2001-02-15 第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
だって、今の襟裳沖の話だってそうなんですよ。それが果たして危機管理として、これも、だから広い意味で言ったら危機管理ですよ、当然のことながら。ただ、こっちにすぐに駆けつけるか駆けつけないかというときは、それは政治家の判断がそこに入るでしょう。 そして、今回の場合、何よりも駆けつけなきゃいけない理由はどこかというのを明確に言えば、これは外国が絡んでいるからなんですよ。
だって、今の襟裳沖の話だってそうなんですよ。それが果たして危機管理として、これも、だから広い意味で言ったら危機管理ですよ、当然のことながら。ただ、こっちにすぐに駆けつけるか駆けつけないかというときは、それは政治家の判断がそこに入るでしょう。 そして、今回の場合、何よりも駆けつけなきゃいけない理由はどこかというのを明確に言えば、これは外国が絡んでいるからなんですよ。
特にこの問題につきましては、昨年の年末からことしの一月にかけましての韓国漁船の襟裳沖の操業が非常にひどい違反でございまして、この点につきまして遺憾の意を表明しますと同時に、また、北海道の漁民の方々が二百海里を引いてほしいという要望を強く持っておられるという点も先方に十分に話をいたしまして善処方を依頼したわけでございます。
たとえば襟裳沖でありますと、四十一度四十分のところへ監視船を置きまして、その四十一度四十分のラインを往復をするということによりまして、そのラインの中には韓国船を入れないというふうな対処の仕方ができると思います。
○川村清一君 その監視体制の問題ですが、非常に具体性のない計画なんで重ねてお聞きしておきますが、たとえば五つの水域、いまはまだ禁漁期間に大方なっていますので問題は起きておりませんが、いよいよ、たとえば襟裳沖ならば三月から十二月まで禁漁ですから一月、二月は来るわけですね。襟裳以西は九月一日から一月十五日まで禁漁ですから、一月の十六日からここのところへ来るわけですね。
いま襟裳沖でそういう状況にあるわけです。十月は道東沖においても大体二千トンクラスが十五隻程度操業して、もう日本の方は一番大きいのでも百二十五トンですから、そういう集団的な操業をしておるところに警笛を鳴らして二千トンの韓国漁船が突っ込んでくる、そのために逃げなければ危険にさらされるという状況で操業しておるわけです。
十月には釧路沖に出る、十一月には襟裳沖に出る、十一月から一月には八戸、岩手沖に出ていく、一月には伊豆の銭州付近に出ていく。しかも、一カ所でなくてまたがるときもあるのです。いま話を聞くと、海上保安庁が巡視船を四隻か五隻出すと言っておるのだが、これで間に合うのか。ヘリコプターでもうんと飛ばして、毎日でも写真も撮っておく、こっちであるときは、そうすべきだと思うのですが、これはいかがでございます。
襟裳沖からの東では十二海里以内には入らない、襟裳沖の西側には六海里までは入るけれどもその中には入らない——いや、逆です。襟裳沖の向こうの方では六海里まで入る、襟裳岬の西側には十二海里までしか入らない、こう言っているのに、水産庁はこれを覚えているのに、こういうふうに入っていることを隠しておくから、十二海里以内に来ているということを言えないんじゃないか、こう言っているのです。この点はいかがです。